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キャリアウーマンのプチ・バカンス

私は、連休を待たずとも、海、山へは出かけたくなりますが、キャリアウーマンのプチ・バカンスも、これからはふえる一方でしょう。金曜日の夕方から出かけて土日と休養し、日曜日は早目に帰宅するというパターンです。日本のバカンスは、まだまだ外国のように長期間続けて取ることはできませんが、たとえば海や山のホテルを予約して出かけるときは、思い切ってリゾート感覚のファッションで出かけましょう。まず行き帰りの服装ですが、夏を中心にすれば、サン・ドレス(あるいはベア・トップのドレス)にボレロかジャケットを組み合わせると、しゃれたリゾート感覚の旅行着になります。その場合、サン・ドレスは白にしてボレロを花柄か明るい1色にすると気分もバラ色です。これにシャツとショーツ(テニスをするときのためにも)、綿ジャージーのTシャツ・ドレス、そして夜はややイブニングにかなったショート・イブニング・ドレスをもっていきます。このほか水着と着がえの下着を入れます。この程度なら服はあまり重くなく、バッグに丸めたりふわっと入れたりして、もち運びも簡単です。旅に出ても、今ではホテルの中にぜいたくなレストランや遊び場があり、プールで泳ぐだけではバカンスになりません。着るものだけでも仕事のときの服とはがらっと変えてみて、はじめて休息がはじまるものです。これは週末を考えた最低限の持ち物ですが、これに朝食のときに着る服が加わったり、もう1枚サン・ドレスが加わったりすれば、さらに楽しいバカンスができると思います。

下着のメンテナンスについて

やっと見つけた納得のブラジャー。少しでも長く、よいコンディションで使い続けるためにも、下着のメンテナンスについてお話ししておこうと思います。まず、もっとも重要なのは洗濯です。ブラジャーを生かすもダメにするも、洗濯がすべて、と言っても過言ではありません。方法を間違えるとあっという間に台なしになってしまいます。ですから手洗いを基本に、丁寧に行いましよう。たまに洗濯機で洗っている人がいるのですが、それはNG。洗濯機を使うと最低でも30分くらいは水流の中でもまれるので、素材のコシが抜けて型崩れを起こすからです。とくに不織布で形をつくっている、いわゆる「パットブラ」と呼ばれるものは、不織布のコシが抜けてくたくたになってしまうので、型崩れしやすいのです。ほかにも、ワイヤーが変形したり、レースがほつれやすくなるなど、洗濯機洗いにはデメリットがたくさんあるので、かならず手洗いを徹底してください。

相手に警戒心を抱かせないファッション

チェスターフィールドコートはイギリスのファッションリーダーであった第6代チェスターフィールド伯が着用したことになる。19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行した。前の合わせをダブルか、シングルなら比翼仕立とし、襟はノッチあるいはピークトラベル、胸にポケットを切り、両腰にフラップ(蓋)の付いたポケットがある。全体のフォルムはウェストを絞り、やや細みに仕上げるのが特徴だ。フォーマルウェアとして着用する場合には、上襟にヴェルヴェットをあしらったりもする。ただし、ヴェルヴェットをあしらうのは、フランス革命時に死刑反対を唱えたひとびとが、死者に哀悼の意を表して付けたのがはじまりともされる。ゴルバチョフの着たコートはツイード製だった。栗鼠の冬毛やビキューナなどと違って、じつに牧歌的な素材だ。シングルで比翼仕立ではあったが、ピークトラベルではなく、尖った印象はなかった。それどころか、ゆったりとしたフォルムであり、フォーマルやタウンウェアというよりもむしろカントリーサイドを想わせる。いかにも「わたしは素朴で害のない人間です」と言っているようなものなのだ。相手に警戒心を抱かせないファッションとして、これ以上のものはなかっただろう。聖マルティヌスは贅を凝らしたマントを切り裂くことで慈愛を表わしたが、ゴルバチョフは質素だが仕立のいいコートで西側の警戒を解いていった。